ぜにがめ@1級FP・CFP

〜コツコツが勝つコツ〜

車を減らす

ファイナンシャルプランナー14年目のぜにがめFPです。これまで多くの家計診断をしてきました。

その中でも自動車に関連する支出は大きな割合を占めています。この支出を減らせないかについて考えてみます。

前回の車なし生活についての記事で、車を手放すことの経済的メリットは分かったけど、やっぱりちょっと手放せないと思った方も多いと思います。

地方では大人になれば車は一人一台が常識だと思われている方多いですが、本当に必要でしょうか?

そこで今回は家族がいる方向けに、車の台数を減らせるかについて考えてみます。所有か手放すかの2択よりは、かなりハードルは下がるでしょう。

夫婦で2台から1台にする、おじいちゃんおばあちゃんと住んでいる方は車を共有にするなどは可能かどうかについて考えたいと思います。

 

所有する車が減らせるかどうかの5つのポイント

留守でも駐車場に常時車が止まっている

車が必要な家庭の場合は留守だと、車で出かけているので駐車場も空になっているケースが多いはずです。車が駐車場でお留守番していることが多い家は使用頻度から考えても減らしやすい家庭といえるでしょう。車は動かしていない時にも維持費が掛かっています。

仕事などどうしても必要な時が被らない

通勤などでどうしても人数分の車が必要になるという場合を除いて、複数台あった方が便利なんだけど、家族の誰かが乗って出かけている時はお出かけを控えたり、近場で済ませれる。自転車や電車、バスで出かけるなどして、車を使わなければいけないケースが被らない場合は減らしやすいでしょう。

代替手段がある

車が必要な時に車以外の方法で代替できる場合も減らしやすい家庭といえるでしょう。自転車や電車、バス以外にバイクや原付バイクの利用などが考えられます。普通免許をお持ちの方で有れば原付バイクが運転出来るので検討してみてはいかがでしょうか?原付バイクの任意保険は自動車保険の「ファミリーバイク特約」で加入すると安く済みます。

車を移動ツールと考えている

車は移動するツールとして家族共通で考えている場合は、車をシェアする事に抵抗が少ないでしょう。車が趣味な方や、愛着あったり、節約してお金を貯めてやっと購入した大事な愛車という方もいらっしゃいます。その様な方が家族にいる場合は例え家族であっても運転してほしくないでしょう。

夫婦や家族と仲が良い

何気にこれが一番大事なことだと思います。車を減らすことでどうしても多少の我慢や協力が必要になりますし、1台で出かけることも増えるので夫婦や家族の時間がどうしても増えます。一人のプライベートな時間や外出を確保したい人にはストレスに感じることでしょう。

まとめ

ポイントを5つあげてみましたが、その中でも夫婦や家族と仲が良いというのが一番重要なポイントです。将来の為に節約を考えているのが自分だけでは、どうしても上手くいきませんし、家族で同じ考えでないと衝突することも増えるでしょう。逆に車を手放すことで家族の絆が深まれば良いですね。