ぜにがめ@1級FP・CFP

〜コツコツが勝つコツ〜

貯金or投資?

2,000万円を準備するのにいくら必要か前回、現価係数を使って計算しました。

55歳の方が65歳時点で2,000万円準備するには、年利5%で複利運用すると、いくらの元金が必要か計算しました。

2,000万円×0.614(10年5%の現価係数)=1,228万円の元金が必要となります。

元金の不足分を積立てて準備します。      年利5%と0.1%で比較すると、

500万円の元金を準備している方は、   500万円×1.629(10年5%の終価係数)    =815万円になります。

2,000万円-815万円=1,185万円の不足分を、積立てます。

不足分を5%複利運用で積立てする場合は、1,185万円×0.080(10年5%の減債基金係数)=95万円の毎年積立てが必要で、月8万円程。

年利0.1%で準備する場合は、         1,185万円×0.1(10年0.1%の減債基金係数)=119万円毎年積立てが必要で、月10万円程。

この差額を見てどう感じましたか?          

計算結果を見ても、損したくない、不安という方は、今までと同じ銀行預金等で準備したいと思う方も多いと思います。

人によってリスク許容度は違いますので、次回は、銀行預金で貯めるという方に対して、パターン考察してみたいと思います。